Spartan-3 Plasma Kit

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OpenCores.org に登録されている MIPS I CPU コアの PlasmaSpartan-3 Starter Kit 上で動作するようになった (plasma00)。 単に CPU コアを移植するだけでなく、 SRAM インタフェースや UMA フレームバッファビデオ出力、 RS-232C インタフェースなどオンボードデバイス I/O を備えているのが特徴。 実用プラットフォームとして高い完成度を目指している。

ソフトウェア的には、mipsel-elf の GNU Toolchain を使用し、 MIPS の Linux kernel からむりやり移植した gdb stub が動き始めているところである。 完成すれば、手軽にプログラミングして遊べる基板になるだろう。

Binary 2.0 カンファレンス 2005 でお披露目の予定。ドキュメントなどの整備はこれから。

まともに動くようになるまで 3 日ほどかかっただろうか。 シミュレーションの重要性をまたも実感する日々であった (急がば回れ)。 最初は miniMIPS のほうを試していたのだが、最適化が足りないようで XC3S200 には収まらなかった。 Plasma の最適化も十分とはいえず不要に大きく遅く(25MHz 動作)なっており、 パフォーマンス改善は今後の課題である。

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このページは、yaegashiが2005年12月 1日 06:30に書いたブログ記事です。

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