iMPACT on Linux

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以前早々にあきらめてしまっていた Linux ホストからの iMPACT による JTAG ケーブルの使用であるが、 必要なハードウェアが届き、 またようやく検証する時間もできので試してみた。

XILINX ISE WebPACK の iMPACT が必要とする Linux カーネルドライバは、 2.6 系カーネルでもそれに対応した JUNGO WinDriver というのを拾ってきて導入すれば使えるということが FPGA FAQ に書いてあったので、 まずこれをやってみた。 WinDriver というのはデバイスドライバをお気楽にユーザランドで書くためのクロスプラットフォームなツールキットで、 XILINX はこれを利用しているらしい。

具体的な手順は Plasma Kit HOWTO1 ページ としてまとめておいた。 distro やカーネルバージョンが違うと書いてある通りにはいかず、いろいろてこずることになるが、 まあそれでも参考にはなるだろう。

これでようやく Linux 環境で JTAG3 ケーブルが使えるようになったのだが、 iMPACT が異常終了で IPC のリソースを開放し忘れるなど、 Windows 版に比べてアプリケーションに不具合が結構多い気がした。

また iMPACT 用のカーネルドライバがあっさり動いてしまったので、ここで XILINX 純正の Platform Cable USB をもってきてつなげば使えそうな気がする。高いので買う気はおきないが。

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このページは、yaegashiが2005年12月16日 02:57に書いたブログ記事です。

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