iMPACT on Linux

以前早々にあきらめてしまっていた Linux ホストからの iMPACT による JTAG ケーブルの使用であるが、 必要なハードウェアが届き、 またようやく検証する時間もできので試してみた。
XILINX ISE WebPACK の iMPACT が必要とする Linux カーネルドライバは、 2.6 系カーネルでもそれに対応した JUNGO WinDriver というのを拾ってきて導入すれば使えるということが FPGA FAQ に書いてあったので、 まずこれをやってみた。 WinDriver というのはデバイスドライバをお気楽にユーザランドで書くためのクロスプラットフォームなツールキットで、 XILINX はこれを利用しているらしい。
具体的な手順は Plasma Kit HOWTOの 1 ページ としてまとめておいた。 distro やカーネルバージョンが違うと書いてある通りにはいかず、いろいろてこずることになるが、 まあそれでも参考にはなるだろう。
これでようやく Linux 環境で JTAG3 ケーブルが使えるようになったのだが、 iMPACT が異常終了で IPC のリソースを開放し忘れるなど、 Windows 版に比べてアプリケーションに不具合が結構多い気がした。
また iMPACT 用のカーネルドライバがあっさり動いてしまったので、ここで XILINX 純正の Platform Cable USB をもってきてつなげば使えそうな気がする。高いので買う気はおきないが。
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